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3.19

3.19

 6時くらいに起きる。朝からメールなど返しつつ(最近寝込んでばかりでメールをちゃんとチェックできていない…)読書したり。

 ましのみの新譜、エレクトロニックな打ち込みをばっつり採り入れて、なんとパソコン音楽クラブも参加ということで期待していた。ましのみは曲がものすごくいいんだけど、録音もミックスも正直あんまり好きじゃなかった。だから今回のEPはすごくよかったな。ちょっと90s~00sのJ-R&Bを彷彿とさせるパ音の「NOW LOADING」はしかし、リズムのヨレさせかたにさりげなく現代性が出ている。あと最後の「のみ込む」はちょっと変わった録り音? ミックス? の弾き語り+バンドみたいな感じの曲なんだけど、これもまたよい。ナタリーのインタビューによると、「6畳間」の鳴りを意識したとか。なるほどね。打ち込みももちろんいいけどサウンドのディレクションが行き届いた、本人のヴィジョンがはっきり反映された作品になっていくと非常にうれしい。。。

 竹内アンナ『MATOUSIC』、シティポップ系と言われてしまいそうだがゼロ年代の「シティポップの女王」自称以前の土岐麻子とか一十三十一とかをちょっと感じる。よく通るヌケの良い声なのにちょっとハスキーな感じとかめっちゃいい。
 先日小出亜佐子『ミニコミ「英国音楽」とあのころの話 1986-1991』読んだ。とてもいい本で、日本のファンジンカルチャーや洋楽~英米インディミュージック受容のいきいきとしたドキュメントでもある。もちろんフリッパーズ・ギターとか、プレ渋谷系時代の空気感も味わえる。関西・関東の交流とかちょっとYu-Kohを連想したりするね。また、「批評家・ライター男女比」問題に対して探るべき歴史を示してくれているような(それでいうと野中モモ+ばるぼら両氏によるZINEカルチャーまとめの動きもそういう面あるが)。ただ、やはり東京のスモールサークルの話というのは否めない。こないだ高岡さんがTwitterでUKのダンス・ミュージック史再考の記事を紹介していたが、それになぞらえれば、「ハシエンダが地方のクラブより重要だった根拠ってなによ?」というような問いもまた発していかなければならんだろうなと思う。一昨年だったか、ばるぼらさんと野中さんが多賀城にトークしにきたときも、仙台でのちょっとしたリサーチをふまえて、おふたりともそんな話をしていたと思う。

Published in Japanese