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今年最後の更新です。

トピック

雑多なトピックをまず。

激ヤセとリバウンド

2022年12月末から2023年1月、爆裂な鬱エピソードに突入し、飲まず食わずで3日過ごすなどの日々がざらに続いたため、一気に10kgほど落ちる。その後、通院を再開してなんとか体調を持ち直したものの、7月~8月にまた若干悪化してさらに10kgほど落ちる。都合、20kgは体重が落ちたことになる。一番体重が少なかったのは9月のゲンロンカフェでのトークイベント時で、久々に会った知人から「……痩せました?」「なんか縮んでない?」などといかにもたずねづらそうに声をかけられるなどしていた。

その後、10月以降順調にリバウンドし、10kgほど体重が戻った。だから安心というわけでもなく、体重の急激な増減は増えても減っても身体に負担が大きい! やめてくれ! と思いつつなんとか健康に体重を落としていこうと決意。

ZINEを出す

詳しくはライターがゼロからZINEをつくってみた話に書きましたが、「音楽とテクノロジーをいかに語るか?」というZINEをつくって文フリ東京で頒布しました。これきっかけでいろいろ仕事が増えたりして、まあ出してよかったな~という感じです。初版はもう捌けてしまっていまは電子版だけ売ってます。

音楽とテクノロジーをいかに語るか?(電子版) - 編集室B(imdkm) - BOOTH

できれば2024年中に増補版をつくって売りたいんですが、じゃあまた文フリ行くのか? とか考えるとむずかしい。いろいろ考え中です。

ブログを動かしだす

11月ごろからブログを週三回+α更新するようにしていて、なんだかんだで年内は続きそう。サーヴィス終了と共に閉鎖となったSoundmain Blogの記事のアーカイヴや、隔週日曜のプレイリスト記事も続けていきます。

主に書いているのは書評やライヴ、展覧会のレポートだけれど、今後はもっといろいろ書いていけたらいいなと思います。

髪をのばす

長いこと(もう10年以上!)坊主を続けてきましたが、なんとなく髪を伸ばしだしました。なんか変な感じですが、寒くなくて楽しいです。

記憶がない

しかし記憶がない。なんの記憶もない。とりあえずいま鬱は寛解しているものの綱渡りでやってきた時期が長すぎる。大丈夫だろうか。ブログをコンスタントにつけることで来年は記憶をたしかに保っていきたい。

2023年仕事ピックアップ

今年の仕事で印象に残ったもの

冨田ラボ / 富田圭一 WORKS BEST 2 ~beautiful songs to remember~ライナーノーツ/全曲解説

https://www.amazon.co.jp/%E5%86%A8%E7%94%B0%E3%83%A9%E3%83%9C-WORKS-%EF%BD%9Ebeautiful-songs-remember%EF%BD%9E/dp/B0BXY878QC?&linkCode=ll1&tag=imdkm-22&linkId=478e7fb390e0b2341dd797201b180efe&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl

冨田恵一さんの2010年代の活動をまとめたWORKS BEST 2に各曲解説を執筆。あまりやったことがないタイプの仕事で緊張したけれど、結果的には手応えのあるブツになりました。CD自体、シンプルなコンピレーションながら、大きな転換期を迎えた冨田さんの姿がありありと浮かび上がる面白い作品になっているので、おすすめです。っていうか、冨田さんに限らず、「ああ、2010年代ってこういう空気感あったよな」ってかなり振り返れたんすよね。一方には柳樂光隆さんがJazz the New Chapterが積極的に紹介してきたようなネオソウルも含めた新しいジャズの流れがあり、それと同時にメインストリームのポップスがサウンドの新たなスタンダードをどんどん打ち立て……という。「シミュレーショニズム」の冨田さんがアクチュアルなサウンドに傾倒していったうえで、ふたたび独自のアプローチを確立していく10年間。これは実はKIRINJIも似たような経路を辿っている感じがあって。すごく刺激的です。

ジュリアス・イーストマンというブラッククィアの作曲家。歴史に消えかけたその音楽、キャリアを紐解く | CINRA

ミニマリズム~ポストミニマリズムの重要な作曲家のひとりとして再評価の声が高まっているジュリアス・イーストマンの仕事を振り返る記事をCINRAにて執筆。たしかにイーストマンの作品はかなり好きで聴いていたものの、自分が書いていいのかな~と迷っていたんですが、背中を推されて書いてみたら、それなりに思い入れの強いテクストに仕上がりました。ジュリアス・イーストマンはいいぞ! とりあえずFemenineとStay On Itがおすすめです。

菊地成孔×tofubeats×荘子it 司会=imdkm 「2020年代に音楽はいかに応答するか」

これはもう、菊地さんとお仕事する日が来るとは……というのに尽きます。完全にミーハー心です。トークの内容も後半の衝撃的な展開ふくめ、なんかすごかったです。おれはタジタジになっていた。

EYESCREAM 2024年1月号 長谷川白紙インタビュー

https://www.amazon.co.jp/EYESCREAM-%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0-2024%E5%B9%B41%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF-EYESCREAM%E7%B7%A8%E9%9B%86%E9%83%A8/dp/B00GP0YES8?&linkCode=ll1&tag=imdkm-22&linkId=26941dccdaa9573456c8795134ddc768&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl

ユリイカ長谷川白紙特集と迷ったんですが、こちらのインタビューが個人的にいろいろ面白いことをじっくり聞けて、面白かったなと。論考を書くのは基本孤独な作業なので……。

先日の本屋B&Bでのトークも楽しかったです。青本さんの「ある時期から長谷川白紙の言ってることのバトラー度が上がってる」という指摘にウケてしまい、実際それは2020年から2021年くらいらしいんですが、それがちゃんとEYESCREAMのインタビューで長谷川白紙がバトラーに本格的に触れた時期と符合してるっぽいんですよね。すげーなと思います。アーカイヴ見れますんでそちらもどうぞ。

【アーカイブ動画視聴】青本柚紀×imdkm×海野林太郎×和田信一郎(s.h.i)「長谷川白紙を語ろう!」『ユリイカ2023年12月号 特集=長谷川白紙』(青土社)刊行記念 | Peatix

来年の抱負

来年の抱負は、

です。ほかにも具体的にいろいろあるけどいまはまだ言えないことのが多いのでまたおいおい。

新年最初の更新は2023年ベストトラックにする予定。できなかったらごめーんね。ではまた。

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