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11月22日

月曜、新型コロナウイルスのワクチンをおよそ1年ぶりに打つ。5回目。副反応と仕事がかぶると困るのでラジオのコメント出演を先週末に収録して送付するなどの対応をしていたのだが、これは大正解だった、ふつうに副反応きつい。5回中1,2を争う重さ。すごい熱でるし肩は痛いし全身だるいし。幸い熱は下がったのだが倦怠感は残っている。

金沢21世紀美術館でやっているコレクション展「電気‐音」が気になる。しかし山形から金沢というのはなかなか行くのがかったるいのだ。仙台から深夜バスで行くのがもっとも安価で消耗しないはず。車で行くというのもアイデアだが冬の日本海側を運転するのはこりごり(去年新潟まで車で行った際には、帰路で豪雪にぶちあたって死にそうになった)。「ここ!」と踏ん切りがつけばもう行くだけ…… と思っていたら、気になるイベントを発見。

金沢21世紀美術館 | ASUNA 100 Keyboards

サウンドアーティストASUNAの作品上演が12月8日(金)・9日(土)と。「電気‐音」と並んでこれは仕事のリサーチにもつながりそう(いまそういうのやってんです)なので、両日行っちゃえ。というわけで決めた。12月の頭に金沢に行きます。

ところで金沢21美というといまちょうど池田亮司展もやっている。当然見ることにはなるだろうけれども、池田亮司の作品ってあまり好きではない。特に巨大なデータを没入的でスケールのでかいスペクタクルで表現、崇高だぜ、みたいな奴は、いやほんとに単なる「かっけぇスペクタクル」であって、フェティッシュじゃん。アンプいっぱい積んで歪ませたギターでコードいっぱつ「ギャーン!」で「かっけー!!!」っていうのとあんまり変わらない。なんかこう書くとすげぇいいものに思えてくるな。なんつって、実際そういう角度で捉えると池田亮司の良さがおれにもわかるのは確かなのである。しかしそのように考えたときに、その「単純にかっけぇ」にうっすらトクシックさや危うさが宿ってないかと疑問に思ったりするし、「単純にかっけぇ」なら「単純にかっけぇ」でいろいろと好みもあるわけです。まあだからこそこの機会に、改めて観て考えたい。といって、機会があるたびに毎度「やっぱり意外と好きになれるんじゃないか……」って律儀に観ては「やっぱダメだったわ……」で終わるんだけど。

メインの企画展(金沢21世紀美術館 | D X P (デジタル・トランスフォーメーション・プラネット) ―次のインターフェースへ)は正直どんな感じかあまりわからない。面白そうではある。

きょうの夜はブロガーのアボかどさん、ライターの奈都樹さんと洋楽の歌詞を対訳を通じて読んで味わう回をTwitter(現X)でやる。以前もやった企画で、昔ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルでやっていたやつのインディ版みたいなものである。前回は訳者のクレジットにきちんと言及できなかったので今回は選曲担当のアボかどさんにお願いしてそこもフォローしてもらうことにした。アーカイブもしてもらうよ。

https://twitter.com/cplyosuke/status/1727338209762509026

アーカイヴ↑でしばらく聴けます。1ヶ月くらいか?(2023/11/24追記)

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