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6/4

朝6時ごろ起きてうすらぼんやりしつつ準備。8時半の新幹線で東京から新山口まで向かう。なんと4時間半! 遠すぎる。遠すぎるが行くしかない。新幹線の車内では、予習として石若さんや松丸さんの参加作やリーダー作を聴いていく。

新山口からYCAMまでは電車とバスを乗り継ぐ。ワンマン列車がオレンジ色のレトロなやつでかっこいい。地元のワンマン列車はもっと味気ない。山口駅からJRバスでYCAMへ。プレス向けの楽屋に通してもらい、先に着いてらしたライターさんと軽く挨拶。大学院のときにお世話になった先輩と同僚だったということで、なんか知っててもらったようだった……ありがたい。

その後、YCAMの渡邉さんにひととおり施設を案内してもらった後、いったん宿泊先のホテルにチェックイン。危うく眠ってしまいそうになるが、思いの外時間はない。あらためてYCAMへ向かう。

ホワイエで開場を待っていると、細田成嗣さんと遭遇。アイラー本(↓リンク)で声をかけてもらってDOMMUNEでトークもしたのだが、直接お会いするのはこれが初めて。初めて!? ちょっとびっくりしたが、たしかに会った記憶はない……。近況報告や今回の公演についてちょいちょい話す。

AA 五十年後のアルバート・アイラー(アフィリンク注意)

公演自体の感想はまた別途記事になるのでここでは書かないが、初回でかなり実験的な試みということもあって、なにが起こっているかを把握するのがまず大変だった。とはいえ石若さんのパフォーマンスも、「エージェント」たちの演奏もおもしろかった。アフタートークも丁寧に今回の試みをときほぐしていた。

その後、渡邉さんらと晩ごはんを食べ、やや遅くに宿に戻る。そのまま寝ればいいものを、なかなか眠れず、変な時間まで起きることに……。

6/5

山口滞在2日目。この日はお昼の公演だったので、時間までホテルでゆっくりしていた。といっても、もっぱら予習である。配られていたハンドアウトを読んで、きのう公演中とったメモを読む。お昼すぎ、YCAMに向かう。

2日目の公演から松丸さんが参加。ざっくり書くと、2日目は結構マジックが起こっていた(初日もだけどね!)。奇跡みたいなことがあるんだな……と息を呑む。

公演後、細田さんも結構評価が高かった様子だった。「即興」としての評価は自分はおいておくが(経験値がなさすぎるので)、しかしこれほど実験的な試みがうまくショーとしてスリルのある展開を見せたというのは、やはりおどろくべきことだ。

時間もわりとあったのでいろいろまわろうかと思ったのだが、大雨で出歩くにも出歩けず、宿に戻ってそのまま。すこし仕事をしたり、やはり予習をしたり。翌日はさらに取材。なのでその準備。

ふと思い立って、7日の東京でひさしぶりに□□□の三浦さんに会おうかなと連絡してみる。午後にお茶することに。

6/6

ホテルをチェックアウトしてから取材まで時間があいてしまうので、YCAMで作業させてもらいつつ待機する。Notionでつくった資料を、PDFでエクスポートして、iPad AirのGoodNotesに読み込む。するとApple Pencilで書き込みもできる。最近なかなか使いどころが難しかったiPadの活用方法が見えてきた。

午後から取材。どうなるものかと思ったものの、無事聞きたい話は聞けた……と思う。インタビューだったのだが、インタビュー自体を記事にするわけではないので、どっちかというとヒアリングみたいな感じだろうか。終了即、新山口駅へ。時間の見込みが甘かったのもあって結構ぎりぎり。ホームまでダッシュ! した。ここからまた4時間半、新幹線に揺られる。

東京につくとまあまあの雨。バスで宿に向かう。ゲルハルト・リヒター展を朝イチで見るために竹橋駅の周辺に宿をとっている。ナインアワーズ。オフィス街の夜ってマジで静か。晩飯をコンビニで買って食べる。ぐったりしながらカプセルに入って、寝落ちしてしまう。

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