東京から帰ってきてM-1見て、ひとしきりああだこうだツイートして、1年分のなにかを発散した感じになった。
山形は寒い。そんなことは自明だし常々思っていたけど東京がそれなりに過ごしやすかったのを思い出すとこの寒さがあまりに理不尽に感じられる。朝起きてファンヒーターをつけるのが非常に億劫で、せめてベッドからオンにしたい……とSwitchBotの導入を検討する。でも、3~4000円。スイッチを押すガジェットが……。でも、ファンヒーターのシーズンが終わったらまた別の活用もできる(扇風機とか?)と考えれば、買ってみる価値はあるか。とポチった。ちょうどAmazonギフト券が1000円分、あとこまごまポイントがあったので、3割引くらいの値段で買えた。
あっちゅうまにSwitchBot届く(アフィリンク注意)。スマホと連携して、ファンヒーターのスイッチ部分に取り付けて、これもあっちゅうまに設定完了。これで寝起きにベッドからファンヒーターの電源がつけられる。つくりがいかにも頑丈な感じだし堅牢性とか考えると妥当な値段なのだろうけれど、デフォで3000円くらいだったらもうちょっと気軽に買うのにな……。とはいえ、ボタンを押すだけなのにこれだけ便利になっちゃうのは絶妙で、もう2つくらい欲しくなる。
『痙攣 vol.2』届く。読むのはちょい先になると思うのだが、間違えて左開きのつもりでページをくったら執筆者プロフィール一覧が目に入り、李氏さんが末尾に「もっともっと書いていきたいです」と添えているのを目撃する。アツい……。
なんでかしらないが身体のふしぶしが変だ。首すじ、脇腹、腰にそこはかとない違和感。メンタルのバランスを崩していることもありちょっと寝込んでしまう。珍しく頭はそれなりにはっきりしているのだが身体が追いつかない。身体にひっぱられるように頭も鈍っていく。鎖骨のあたりの違和感が徐々に痛みに変わっていく。寝違えみたいなもののような気もするから、あったかくしてゆっくり寝る。
久しぶりにカレーをつくったらとてもおいしくできた。鶏むね肉をスパイスとトマトで炒めて煮込む。ほろほろになっちゃうまで煮込む。マッシャーでむね肉をほぐして塩コショウで味をととのえる。幸せな気持ちになった。ちなみにスパイスは通販で買うのがいい。クミンシード、カルダモンシード、クローブ、コリアンダーパウダー、ガラムマサラ(以上、アフィリンク注意。実際買ってる奴を並べただけなので他にもいろいろコスパとか質とかあると思う)など。コリアンダーパウダーは馬鹿みたいな量入れたいし入れていいので大量に買う。唐辛子や生姜、にんにくなどはスーパーで適当に買うのでいい。なんならしょうがやにんにくは業務スーパーのでけぇチューブだし。ちなみにカルダモン、クローブ、生姜に加えてシナモンがあるといい感じのチャイがつくれる。茶葉を
「お笑い」という領域で行われていることは必ずしも「笑い」とか「面白さ」の追求ではなくて、むしろそこに加わるプラスアルファの部分のほうが本質なんじゃないのか、それを「ウケる、ウケない」や「笑える、笑えない」の話にすり替えてしまいがちなことが「お笑い」がときに表出させる錯誤や欺瞞なのではないのか、などということを、お笑い好きの人に伝えようとしても、結局「笑い」の話にずらされて、糠に釘だったことを、なんとなく思い出す。「笑い」という巨大なはりぼてのテーマに覆い隠された「お笑い」のコード。
ありとあらゆる「結局」と「要するに」に警戒すること。
小沢健二のニューリリースがいい。『So kakkoii 宇宙』は未だに印象の悪い嫌なアルバムなのだが、ちょくちょく配信されていたシングルや今回の奴が放ついびつで親密な魅力というのはたしかにある。字余りするかのような定形を外れた進行、クセのある歌唱。サウンドもストリングスの流麗さを打ち消すように妙な鳴りをする。そのいびつさを堂々と発しているときが自分にとってもっとも好ましく小沢健二を聴けるなと思う。
東京行って2021年分の体力を使い切ってしまったようで、音楽を聴くのも音楽の話をするのもひどくしんどい。距離を置きたい。