新しい日記の下書きをつくろうとしたら、間違って前回のに30ってナンバリングして、まるで29が欠番みたいになってたので直した。
最近おなかが痛い。といってもおなかを下しているわけじゃなくて、便秘気味というか。オートミールをどんどん食べる。オートミールとバナナのパンケーキ、いいです、オートミールとバナナと卵、ベーキングパウダー、つなぎの小麦粉少々をヴァイタミックスにどさっと入れて、ゔぃーんとまわす。砕かないオートミールよりもちゃんとパンケーキになる(小麦粉の量を徐々に減らしてみている、最終的にゼロにしたい)。腸内環境整えないと……。
12月はインタビューの案件が珍しく重なって結構たいへんだったのだが、一区切りついた。インタビューがうまくなって月に1,2件はできるようになるとうれしい……。区切りがついたし読書と音楽に時間を割きたい。なんとか調子も取り戻してきた。
昼間の用事が済んで一息ついて、食料を買いに車を出す。カーステでKacy Hillの『Simple, Sweet, and Smiling』をかけていたら、「Walking at Midnight」があまりにも良すぎて、「これはあまりにも名曲!」とマジで声に出してしまった。ひとりの車内で。めちゃくちゃ淡々とした、起伏らしい起伏は構成上あまりない曲なのに、コーラスに向けて少しずつ音に厚みがでて、すこし重なるアコギで音が豊かになり、ベースもぐっと力が入って、ドラムにも力強さがあらわれ……というのでものすごいクレッシェンドが体感的に起こる。カタルシスを呼ぶよりも、じんわりとした高揚が伝わってくる。
?si=853cddc9177d4e20ずっといれたらよかったんだけど
当然みんなといるのは楽しいし
今はいちばん素の自分に戻ってるところ
思わせぶりにはなりたくない
ねえ、あそこにいるのが嫌なんじゃないんだ
ただ、みんなおしゃべりが止まらなくってさ
あの気持ち、15歳のときみたいだった
まるで、部屋に閉じこもったわたしに、世界がのしかかってくるようなそれで、真夜中に歩いてる
なにが本当でなにが空想かわからないな
いま、真夜中に歩いてる
思い上がった人みたいにひとりで自分に歌いかける
本当に大丈夫だって安心できる、そんな歌い方で
あなたはまだこの通りの先で踊ってるんだよね
いっぽうのわたしは月を眺めて
街の灯りはぜんぶ、暗く冷えきってるそれで、真夜中に歩いてる
なにが本当でなにが空想かわからないな
いま、真夜中に歩いてる
思い上がった人みたいに(これはこれで楽しい)Kacy Hill, Walking at Midnight, 拙訳。元はGenius。
Kacy Hill – Walking at Midnight Lyrics | Genius Lyrics
歌詞の内容は、パーティをひとりだけ先に抜けた語り手が、すこし名残惜しそうにしつつも、実はむしろほっと一息ついて真夜中の道を歩いている、というものだと思うんだけど(そのように訳した)、孤独にアンビバレントな安心をおぼえるその感じが、もう、わかるわーっ、となってしまう。特に、「ひとりぼっちで歌いながら歩く語り手」、「パーティに残ってはしゃぐ“あなた”」、「空に輝く月」、「静まり返った暗い街」という描写の連鎖が、視線の移動の感じとか、対比関係をちょっとずつずらす(みんなといるあなた/ひとりでいるわたし、輝く月/暗く静まり返る街、というふたつの対比が絡み合って、単なる対比以上のものがうまれている)感じとか、めちゃくちゃ素晴らしい。ただ動詞の「tempt」を名詞的につかったときのニュアンスがあんまりよくわからないな。変な意味の歌詞だったらどーしよ(Having a good timeだからそんなことはないと思うけど)。
1ヶ月先に届くと思っていたパルスイートが、なんか今週~来週で届くみたいな通知が来た。いいけどあれなんだったんだろう。