人生をたてなおさなければならない。といって、破滅しているわけでもない。なにか目標があったほうがいいのかと思ってTOEICをひさしぶりに受けようかと調べてみると、8000円。一念発起するならまあ出さないこともないがそれなら本とCDにまわしたいなぁ……という値段だ。学部生時代はたしか大学経由でTOEICに申し込むと5000円とかで、それもなんならいくらかキャッシュバックがあった気もする。安かったなー。とか言いつつ当時は「補助が出るなら……」とナマイキにTOEFLを受けた。大学ってすごい環境だった。いま大学行ってる人たいへんだろうけど使える制度はめちゃくちゃあるはずなので使えるだけ使ってほしいしそれがまわりまわってゆくゆく社会に還元されてゆくのであると信じてもいるので……。
最初で最後のTOEIC受験は3年前。なまじそのときに妙にいい点数をとってしまったので「さらに上を目指すぞ!」という目標の立て方もできないし、かといって現状維持のために定期的に受けるほどTOEICに情熱があるわけでもなく、だらだらと3年も経っていたのだった。よろしくないでござるな。TOEICも所詮はテストで、解き方がうまいやつが点数とるという面は確実にあり、実際の英語力とはあんまり関係がないな、と我が身を振り返って思ったりもする。
身長が182cm、体重が137kgあるので世の中のおおよそのモノと寸法が合わない。別にすげぇ不便ってわけでもないんだけど、いま暮らしている家(実家)で最近よく頭をぶつけたり、洗面台やシンクの高さにちょっと腰のしんどさを感じたりする。体重の問題も大きく、これは自分の意志次第で減らしていけるものとはいえ、「あれ試してみようかな」ってときに耐荷重がせいぜい100kgで、断念することがある。踏み台とか椅子とかフィットネス器具とか! 40kgくらいは落とさないと世界が自分を受け入れてくれない(物理的に)んだな、という気持ちになる。まあそんなことはなくてちゃんと探してお金を出せばいいんだけど。結果的に丈夫で長持ちするものが手に入るし。
布袋寅泰『SUPERSONIC GENERATION』を今様にリミックス&リマスターして出したら猛烈に話題になると思う。こないだ聞き返したのだがやっぱりすごいあれは。あれの前も後もちゃんと聴こう。
こないだ思い立ってDJ FUNKの20周年盤を探して、まだ新品の在庫があったのでポチった。届いたのを見たら、あれ、CDRなのね。オフィシャルなのかな。一時期サブスクにもあったけど少なくともいまSpotifyにはない。改めてプレイすると、暴れるままに鳴らされる低音に「ひぇ~っ」となる。味付けがない! DJ FUNKで一番好きなのはJusticeのLet There Be Lightのリミックス、というと「???」となるのかもしれない。でもあれは元曲の申し訳程度みたいな使い方とか含めてなんかぐっとくるのです。そりゃPump Itとかがアンセムなんだろうけど。
2021年も暮れ始めていていろいろ今年聴いた音楽を思い返したりするのだが、Anna Yamadaの『MONOKURO』はものすごく特別な作品だなと思う。アナログモノシンセと声とリバーブ・ディレイだけでできたヴォーカル・アルバム。シンセの生々しい音と、リフとメロディが匂わせる浮遊するコード感、そしてなによりヴォーカルのひややかな柔らかさが凄まじい。リスニング体験としても鮮烈だけどこれにインスピレーションを受ける人は少なくないのではなかろうか。サブスクにもないしダウンロード販売もやってないんだけどYouTubeにMVやパフォーマンス動画が何本かアップされている。
以上のほか、YouTubeチャンネルでもっと見れる。自分が買ったときは通販だと埼玉のmore recordsでしか売ってなかったんだけどいまは販売場所が増えている。東京の黒猫(ex.円盤)、奈良のMOLE MUSICなど。くわしくはこちら→2nd Album “MONOKURO” | annayamada.net