2.22
猫の日。関係ないですが。一度早朝に目覚めたがすぐ寝て、8時位に起きる。朝から資料を読んだり聴いたりする。どばばばって依頼がきたのでちょっと忙しい。まあ焦るほどでもないが。なんか調べ物が脇道にそれてティモシー・モートンのハイパーオブジェクツ概念の導入的エッセイを読んでこれが結構おもしろく、モートンはちゃんと読みたいな~などとぼんやり思った。あとグレアム・ハーマン。
昼、レンズ豆のサグカレーをつくる。バスマティライスで食べたいなぁ。地元では売ってるの見たことないので、Amazonで注文した。あと(あと?)JTNC6も注文した。
えきねっとをチェックしたら、天童に戻る日にちにも1割引のきっぷがあって、ちょうどいい感じの時間帯だったので予約した。しかし、仕事先から交通費が出る案件でわざわざ1割引を待たんでもよかったのではないかという気はする。
リリースに数人から購入通知が来る。これは嬉しい。値段つけちゃったからどうなるかなと思ったけど。
原稿をとりあえずすすめる(アウトラインだけざっくり書く)。読書しようかと思ったが寝てしまおう。すみません。
2.23
7時起きる。ちょっと飯食べて、8時から「題名のない音楽会」のリピートをBS朝日で見る。狭間美帆さんをフィーチャーした回。狭間さんは青森育ちなのね。どうでもいいですが。凱旋企画みたいな感じで、ゆったり祝福ムード(受賞はしてへんけど)なプログラムになっていた。『Dancer In Nowhere』はとてもいいアルバムでけっこう聴いたな。めちゃくちゃどうでもいいが、狭間さんを思い浮かべようとすると声優の原由実さんを思い浮かべてしまうのだが、別に全然似ていない。似てなくはない。似てないが……。
『現代思想』掲載の千田有紀さんによる記事が大きな批判を受けている。この時点でまだ手にして読んでいないので内容については立ち入ることはしない。しかし、当該号の目次が出た時点で抱いた「このテーマについてこの人に書かせて大丈夫なのか?」という懸念がどストレートで大当たりだったらしい、ということにがっくりとくる。他に読みたい記事があるのでもう少ししたら購入するつもりではいる(単に金欠……)。編集部はどういうつもりなのだろう。買うことも若干ためらってしまうところがある。少なくとも、鈴木みのりさんの記事が読みたい。新潮のもだな。
バスマティライスを湯取り法で準備してカレーで食べるというのをやり、バスマティライスは軽すぎて食った気がしないがそれ故に良い(腹にたまりすぎない)ことに気づいた。あとあじまん(山形ローカルの今川焼きチェーン)を食べた。おいちლ(´ڡ`ლ)おいち
Jazz The New Chapter 6が届く。小室敬幸さん、高橋アフィさん、細田成嗣さんの記事がめちゃくちゃ気になっていて、そこから読んでみるとやはり素晴らしい。グレゴリオ聖歌以来の教会音楽から声楽(合唱)の歴史をたどってジェイコブ・コリアーに接続する小室さんのスケールのデカさ、高橋アフィさんのプレイヤー視点も多分に入りつつドラムキットの生み出す「音色」について掘り下げるコアさ、細田成嗣さんの聞き取りによるアントニー・ブラクストンの影響検討が感じさせる今後のモノグラフ的(同時にそれは彼に影響を受けたミュージシャンたちの群像でもある)展開への期待など。他の記事はすべて読んではいないもののグラウンド・アップ・フェスティヴァルのレポートとマイケル・リーグのインタビューは白眉。これらの記事だけではないが、「教育」にフォーカスするJTNCのカラーがヴィヴィッドに感じられる。かつ、JTNC自体が啓蒙的では決してなく、好奇心によって駆動しているであろうアティチュードがどの執筆者、どの記事からも漂ってくるのが面白い。学ぶこと、学んだことをシェアすることに対する開かれ。
あといまは村井康司『現代ジャズのレッスン』(アルテスパブリッシング)や小出亜佐子『ミニコミ「英国音楽」とあのころの話』(DU BOOKS)も読んでます。って書き出していくとアルテス、DU BOOKS、ele-king booksばっか読んでるような気がしてくるな。