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 くっそ寒い早朝に起きる。暗い。アイマスクをとっても暗いのでどういうことかと一瞬思った。はやく陽が長くなってほしい。東京はここ数日あったかいらしいが、山形は雪が積もっている。とはいえ日中は雨。つまり雪が降るほどの気温ではないということだ。あたたかいほうではあるだろう。先日外出したときにご老人ふたりが「雪がねえ正月だな」「まあそのほうがありがたいけどな」としゃべってるのを聞いた。うーん、たしかに昔はふつーにこの時期積もってなかったかな。なんなら20cmくらいはあっさり積もっていたのでは。

 RealSoundにブクガのライブレポが載った。執筆依頼が来たのがけっこうぎりで、チケットをとっくに取ったあと(しかも、一度A席をとったあとで相互フォローの方にS席を譲ってもらっていた)だったので、ふつうに観に行ったついでに書いたみたいな感じになった。しかしあれはほんとにいいライブだった。まだに思い返す。いい音響で、素晴らしい演出で、メンバーの全力を見る、ってこれ以上のことはないですな。

 眠い、二度寝しようか、と思ったものの、ちょっと資料を読み込んで取材の案みたいなのを書く。結構時間ないからどうしようか。起きたの6時とかだったけどそれで10時くらいまで潰れたように思う。

 一休みして、ああもうだめ、寝ようかな、と思ったところで、いや本屋に探しものがあるのだ、とがんばって起きる。たいていの場合欲しい本は本屋にない。店頭で取り寄せしたほうがいいのかなと思いつつ、ちょっと時間がないとか本屋まで改めて行くのが億劫だとかそういう事情もあり結局、その場でスマホからAmazonでポチるのがいつもの流れ。それでも一応、本屋で買ったほうがいい。だから一応行くのだ、本屋に…… 今後は「店頭で取り寄せ」みたいな時間的余裕をつくれるようになりたい。

 結果、1勝2敗(3冊探していたうち1冊のみ発見)。まあ上々。残りはそのままスマホでポチる。

 温泉に行く。サウナと水風呂をキメて、眠気がふっとぶ。これ以上やると脱力してしまうなというところであがって、帰宅する。

 どうしても最近はメンタルの調子も整わない。自分の過去とどう向き合うかみたいなことを考える。めちゃくちゃプライベートなことなので日記に書くことさえはばかられるものが多いが、たとえば「女性声優インナーカラー部」とか、見る人が見たら「なに言ってんだこいつ、キモい、死ね」という案件であろうなあ。とか。そのくらいの自覚はあるが、最初は髪を多少染めたくらいでぶーすか言う男おたくにマジで嫌気がさしてのカウンターくらいのつもりだった。馬鹿だったなあ。

 ちなみにインナーカラー好きなのはほんと。男性のインナーカラーとか派手髪も好きなんですよね。Kポってけっこーそうじゃないすか。あれはいいよ。オザケンの青い髪も(おおかたの予想に反しそうですが)好きです、年くってなおああいうことするのはだんぜんいいと思う。インナーに白とか銀いれたらもっといい。なにを言ってるんだおれは。自分は頭皮が荒れているのでヘアカラーはできない。坊主なりに真っ黄色とか真っ青にしたいと思うことは多々ある。

 今週末、三連休は京都→大阪→名古屋に行くので、また荷造りをする。今回は仕事じゃなくてほぼ趣味なのでちょっとうきうき。

 杏沙子「こっちがいい」
 最近の女性SSWではぐっとくる度合い高い杏沙子の新曲。「歌詞のテーマも内容も楽曲も、全てがキラキラの王道ポップチューン!」たしかに。サタデーインザパーク風のイントロ… いま、こういう王道でかつ洒落た曲を書かせて歌わせてこんなにはまる人もおらんと思う。

 valknee「ASIANGAL」
 昨年末の「NUNA」で韓国語ラップを披露していたvalknee、新曲も韓国語大フィーチャー。先日の「(J)POP2020」では「NUNA」かけるつもりだったのだが時間が足りずさらっと言及するので終わってしまった。小・中のときにソウル住んでたんすね。

 Lil Uzi Vert「Futsal Shuffle 2020」
 MV出ましたね。オフィシャルオーディオもヴィジュアルになぜか日本の女子高生がいて謎度高かったけどMVにはセーラーマーキュリーが…… 許諾とってんのか? などの疑問は出つつ、ダンスをがんがんにフィーチャーした内容はかっこいい。

 Mura Masa「Teenage Headache Dreams」
 Wolf AliceのEllie Rowsellをフィーチャーした楽曲。ポストパンクやオルタナを参照したサウンドにトーンを定めてきているなかで、ドリーミーなリヴァーブがかなり印象的な一曲。BBHFとMura Masaの対バン……みたいなことを一瞬思ったぞ。

 塩沢実信『昭和のヒット歌謡物語』(展望社、2014年)を読んでいて、阿久悠について「急に大きな仕事が入ったら他の仕事を早めに仕上げてそちらにとりかかる、先に延ばさないで繰り上げる」という話が出てきた(p.142)。そんなことができるというのはなかなか……凄い。業種は違えど物書きをそれなりにやっているが、幸いにして、いままでほとんど原稿を落としたということはない。けどこれから仕事が増えたらどうなるかわかんないな。まあ、増える心配なぞ、杞憂だろうと言われたらそれまで……。

 ほか、船村徹の章では北島三郎「函館の女」に関するエピソードがかなりの紙幅で登場する。もともとはB面曲だったこの曲にかける思いは北島もそうとうなもので、レコーディングの際には上着を脱いでランニングになり、裸足で歌ったとか(p.169)。気合、大事やんね。

 他愛もない愚痴、というか妄想。ああいう人やああいう人からは心底「こいつはどうせ」と嫌われているんだろう、と毎日思って、「そんなことないんだよ」とその弁明のために生きているかのような気分になってしまう。だったら早くこの人生を終わらせたいと切に思うことも多々ある。みなさんのお望み通り、思ってもないことをさも重要そうに言っている端的に不誠実な人間やらは、さっさと死んだほうがいいんでしょうね。みんなが言うからには、たしかに自分はそうなのだろう。

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