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健康と能率(3)

一時期、自嘲的に自分の文章を「怪文書」って言ってたことがあったけど、あれももうサムいなと思ってもう言わなくなった。人の文章も「怪文書」とかあんまり言いたくないなという気もする。

大根おろしって冷凍できるらしくて、大根買ってきておろしては30gくらいずつで小分けにして冷凍保存している。いろんなものとあわせてがんがん食ってるんだけど解凍して一味とまぜたらもみじおろしになるなどの発見を日々あじわっている。一番はまってるのは油揚げを焼いてもみじおろし&ポン酢をかけるやつで毎朝のようにそれ食ってる。もちろんお肉とあわせてもおいしいのだが油揚げはやばいです。油揚げ最高です。

食ってるものシリーズ。オートミール米化をよく食べていて、でも一番自分の口に合うのがどんなレシピなのかあんまりしっくりこなかったんだけど、原点にかえっておにぎりにするのが一番間違いないことがわかった。納豆かけたり丼ものにしたりいろいろやってたんだけど。あげ玉と刻み紅生姜とめんつゆで和えるやつ。なんかのウェブサイトで見たのだったか。でもあげ玉とめんつゆのおにぎりは好きでよくつくってたんだよな。

食ってるものシリーズ。バナナもよく食べている。バナナを食べているというよりバナナスタンドを使っているというほうが近いかもしれない。昔、バナナスタンドがヘッドホンスタンドに最適という話があってためしにダイソーで買ってあったのを素直にバナナスタンドとして使いだしたら、なるほどこれはいい、バナナが長持ちする。なにかに接触している部分から熟し過ぎちゃうから吊り下げておくとそういうのがなくなるのね。そしてバナナはうまい。木に実るカロリーメイトみたいで便利だし。便利な植物ってすごくなんか人間のエゴっぽいけど。植物への倫理。

食ってるものシリーズ。チョコレート効果カカオ72%(アフィリンク注意)を1kg箱買いした。前も買ってあったんだけど、このくらいのやつがたまに食うときに罪悪感がなく、甘すぎてくらっとすることもない。

フォーラム山形で「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」を見たんだけど、パフォーマンスを重点的に見せるのかと思ったら、パフォーマンスのフッテージを素材にカットアップ&モンタージュしてるみたいなすごい大胆な編集があったりしてびっくりした。え、コールドカット? みたいに思っちゃうレベルというか。言い過ぎか? 冒頭のスティーヴィー・ワンダーのドラムソロの使い方とか、そんなブレイクをサンプリングするみたいなやり方やっていいんだ、って思っちゃったよ。よかった。コメントを寄せている人のなかにファッションの専門家(仕立て屋さん)がいて映像におさめられた当時のファッションについて解説していたり、パーカッショニストの演奏にシーラ・Eがピンポイントで的確な解説をしていたり、いろいろ絶妙だと思えた。そしてなにより、これほど熱気あふれる重要なイヴェントの記録が半世紀ものあいだ忘れられてきたことを訴える終盤の編集をはじめとして、出来事を素材にひとつのステートメントを発する力強さにあふれていたのがよかった。

なにか人や団体を「信頼できる」っていう言い回し、あれなんなんだろうな、「怪文書」と同じでなんか気持ち悪くなって使いたくなくなってしまった。なにも信頼するなというのでもないのだけれど、「この人は信頼できる」とか、どういうことなんか、そこで言っている「信頼」ってなんなのか、わからないのだ。

カテゴリー: Japanese