コンテンツへスキップ →

1.18-19

1月18日

 朝8時起き(2回くらい深夜に起きた、はず)。風邪は収まってきていると思う。寝たからね。温泉行こうかと思ったけど、くそ寒いのに外にでかけるのやだからやめた。おうちのおふろでよい。
 「人生損してる」って言う奴には「こちとら損得で人生やってねぇんだわ」って言う。
 ヒゲダンの新曲、イントロで出てくるスタッターにいなたさを覚える(スタッターがいなたい? いや、なんかこのプリミティヴさが……)。垢抜けきらない感じが憎めない、好き~。King Gnuは、まあ。
 結構体調が微妙でまた通院したほうがいいのか迷う。

 LAのデュオ、closegoodの新曲。ベースがぶんぶんなるなかでところどころコラージュ的なウワモノが漂い、パーカッションは加速したり減速したり。ヴォーカルの温度の低さも良い。

 ブルックリン拠点? のシンガーAudrey。ちょっと脱力系の発声にタイトなフロウの組み合わせが良い。ビートのフリーキーさが熱量を補って全体としてはかなりぶち上がり。HARVESTのブログでピックアップされてたり、i-dにインタビューが載ってたり。

1月19日

 朝8時起き。
 本の表紙が加水分解かなにかしてべとべとになる案件ごーくたまにありません? 洋書でなることがある(自分の経験では2例あり、どちらも洋書、アメリカで出版された本)。ポリウレタンコーティングみたいなのがあるのかな。こればかりは拭いても直らないんだよ。表紙のてざわりが気持ち悪くて、ソフトカバーだしもういっそのこと! とヒートガンで表紙取っちゃった。
 柴那典さんがMura Masa『R.Y.C.』についてnoteを書いていたが解釈になっとくいかず思わずツイートしてしまう。この作品が「政治的でない」というつもりは毛頭ないが、仮に政治性を読み取るとするならばもっと繊細な(こういうささくれだった空気感っていまの政治状況を反映してるよね~みたいなじゃなく)解釈が必要だろう。
 サウンドの面でもリリックの面でもノスタルジーを中心にすえた『R.Y.C.』は、むしろ逃避的や退行的のそしりを受けやすい作品のように思う。しかし、単調なのに意図せざる変化を被る生活/人生へのフラストレーション(deal wiv it!)もあれば、ノスタルジーがそもそも不可能なものへの憧憬であることを明かしてしまう残酷さもあったりするし、ノスタルジーには終わりがくることもほのめかす(teenage headache dreams)。
 きょう夜にQJWebで自分の新譜紹介記事が出るので直しをする。w-inds.の新曲を「K-POP的」と評するくだり、といってジャンルががらっと変わるような大胆な展開を得意とするKポは最近そこまで多くないのでどう表現するか迷う。かなりうんうん悩んで、公開バージョンになった。逃げっぽいか。

 BTSの新曲Black Swanの、エレガンスの極みと言いたくなるクオリティ。音数は少ないように感じられるが、意外と実際に鳴っている音のレイヤーはかなり厚くて、さらにボーカル同士の絡み合いもうっとりする。かつ、下品にならない高域の艶やかさ。これはハイレゾで聴いてもよさそう。素晴らしい。

 チェック漏らしていた昨年のKポをちょくちょく聴いてる。Mamamooのアルバム、良さげ。リード曲「HIP」のミニマルだが鳴りにラグジュアリーな味わいがあるこの感じ、BTSにも通じる、現行K-POPの魅力だと思う。ビートの魅力とヴォーカルの魅力がどっちも映える! アルバム全体としてはジャンルの幅も間口も広いと思う。ちゃんと聴こう~
 少し前、おなかさんというTwitterアカウントが、K-POP風をJ-POPがやろうとするとなぜかちょい前(というかかなり前)のKポっぽくなる現象についてつぶやいていて、それはほんとうに謎だ。

 そもそもRadiofishがPerfect Humanをやった時点で「なんで今さらFantastic Baby?」とツッコミがでた(夜電波の韓流最高会議で韓東賢さんらが言っていたと思う)のに、そこからもう4,5年とか経って未だに「一昔前のK-POP」が模倣される謎。
 なんとなく、昔の曲(2012年~2016年ごろ?)をミックスしなおしてbandcampにまとめて上げたいと思ってるんだけど、プロジェクトファイルを開くとサンプル差し替えたり曲の構成変えたりしたくなってぜんぜん進まない。でもやっぱ楽しいから、ちょくちょくやる。他人からどう思われてるかはわからないけれど、自分の曲けっこう好きなんだよね。確実に失敗はしてるんだけど、変な愛嬌があるような。親心?

カテゴリー: Japanese