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imdkm.com 投稿

意味の単位(4)

マクドナルドのポテトが販売されたりされなかったり状態が続いているが、冷凍ポテトを家で調理すれば爆安で大量にポテトを食べられる。あんまりマクドのニュースを見るのでポテト食べたくなり業務スーパーに買いに行ったら、わざわざコーナーがつくられて「某ファストフード店のポテトSサイズが○○個つくれる!」とポップまでがっつり掲げられていて笑った。1kg買ってきた。

帰りに某人気グループの新譜を探しに八文字屋に向かったものの在庫なし。まあわかっていたことではある。初週は店頭にふらっと行っても買えるんだけど、翌週にはもう在庫なくて取り寄せになる。八文字屋も、イオンモール天童の未来堂書店も在庫は全部はけているとの話で、結局Amazon、しかもお急ぎ便に頼ることになる(仕事の都合で、すぐに必要)。売り場面積も限られているし人気グループだと初週でがっつり仕入れてがっつり売り切るみたいになるんだろう。しかしこれがもし都市部だったら二週目にどこのCDショップ行っても売り切れてるみたいなことあるだろうか。あんのかなあ。いまどきCDも売れてねえからなぁ。

あるツイートが曲解されているのを嘆いた小説家が「学校で小説を読ませる時間を削ってはいけない」みたいなことを言ってるの見て、その意味のわからなさに笑ってしまった(多分そういう冗談だろうけど)。小説に親しむとこういう意味不明な短絡をする人になってしまうのなら小説を禁止したほうがいいかもしれない(これは確実に冗談です。まあ、これが冗談だなんて、わざわざ言われなくたって、小説をたくさんお読みになる「読解力」の高い皆様にはすぐおわかりになるでしょうから心配ないでしょうけど)。

J-WAVE+FM802 HOLIDAY SPECIAL KYOTO GEIJUTSU DAIGAKU presents WHAT’S ART

京都芸術大学が成人の日にJ-WAVEとFM802で9時間特番やっていたというので、その妙な羽振りの良さというかバブリーな感じに「らしさ」を覚えた。

東北芸術工科大学でいい具合の求人でも出ないかな……などとうっすら考える。瓜生山学園のよしみで親近感がちょっとある(?)。普通自動車免許なら持っています……。

TwitterというテキストベースのSNSに特有の問題なのかもしれないが、ツイートに対しての「読解力」を問題にされることになにか違和感がある。ツイートする側も受け取る側もそれを「読解」されるべきテクストとは考えてないんじゃないのか。ツイートの「誤読」が問題になるときに問われているのは書く側読む側の文章力なり読解力ではなく、むしろコミュニケーションが成立しているかどうかのほうなのだが、いちど問題が生じるとあたかも「読解力」の問題、表現の問題であるかのような取り違えが起こってしまう。すると、「読解力」をめぐる議論が起こってきて……徒労じゃない? とんちんかんな方向へと話が向かっていく。その結果として「小説を読め」みたいなつまらない冗談を言う人も出てくる。なんだかな。

しかし「読む」(あるいは「聞く」)という行為は、一方では「書かれていることだけ」を受け取りつつ、にも関わらず「書かれていること以上」に達さなければならない、という奇妙な二律背反をしばしば抱える。「書かれていること以上」に達することをもって「読解力が高い」みたいに言う向きもあるように思うが、実践的には「書かれていることだけ」にとどまる練習こそが重要だと思う。

星のドラゴンクエスト presents 日向坂46 佐々木美玲のホイミーぱん | TOKYO FM | 2022/01/14/金 19:30-19:55

今週のホイミーぱん、観葉植物と卵のくだりがマジでヤバくてよかった。ホイミーぱんはいいラジオです。こさかな復帰したら終わってしまうん? それはそれで寂しい~

TALK LIKE BEATS最新回はわたしの年間ベスト。ほんとにいろいろピックアップしたなかからよりすぐった結果こんなんになりました。Mudd the Student「Field Trip」とかKAI「Peaches」なんかも挙げてよかった(前者は話はしたのだが思う所あり配信からはカット)。あと「サブスクなしコーナー」に半熟卵っちのDoja Cat “Kiss Me More”カバーとかいれたらよかったかも。その場のノリで決めたんで……。

2021年は挫折の1年だった。2022年はなんとかできるかな。ゆっくりやるよ。なにごとも。ごめんね。

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意味の単位(3)

TikTokを割とよく見てるほうなので、みんなTikTok結構やってるもんだと思いがちなのだが、世の中の人はそもそもアプリも入れていないことも多いということをたまに思い知らされる。

土・日・月と体調が芳しくなくてずっと寝ていた。月曜日は胃腸の調子を整えようと一日断食に挑戦。しかしあえなく夕方に限界を迎え爆食。なんじゃらほい。でも「お昼は食べない」くらいのノリでぜんぜんいいような気がする。あとオートミール食に徐々に復帰。

世の中、おじさんコンテンツ(おじさんのための、ではなく、おじさんを愛でる)は存外多く、メンバーが年齢を重ねてからの水曜どうでしょうとかがおそらく先鞭で、ほかにも音楽やらお笑いやらで仲良しなおじさんたちを愛でたり、おじさんのおじさん性を愛でるような眼差しというのはけっこう見受けられる(眼差しを見る、ってなんか変な表現だけど)。錦鯉のM-1優勝もまあそういう感じというか。おじさんコンテンツなぁ。好きだけど。サクマ&ピースとか名おじさんコンテンツじゃなかったですか。ホモソ的なわいわいを愛でる、の延長線上にあるのか、それともほかのなにかがあるのか、あんまりわからない。ほかならぬ自らがおじさん化していくなかで……。

こないだなんとなくヤフオクを見ていたらYAMAHA RM1xの新品未開封、デッドストックが出品されていてびっくりした。RM1xはグルーヴボックスとして結構人気が高くて何度か買おうか挑戦したことがあったけれどタイミングがあわずに無理だった。あれ、もう何年前の機材だ。ぎり90年代に発売されていたはず。欲しいなぁ。ちなみに当該オークションは終わってました。いくらで落札されたんだろうな。

〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす│第10回│理論的なだけでは「公正」たりえない│朱喜哲 | [Edit-us] (editus.jp)

「物語」という概念というか領域が出てくるところで「うおぉ……」となった。ここでいう「物語」は小説みたいな文芸の特定の形式をさすものではなく、論理的でパブリックな言葉(対話のための、説得のための……と言い換えてもいいかもしれない)ではない言葉を総称するようなもので、さまざまな表現や発話がふくまれる。そうした限りでの「物語」の可能性については疑いようがないと思う一方で、しかし「物語」と世間で言われているものは……このへんはなんかいろいろアンビバレントな思いがたくさんあってなんともいえない。

かまいたちの濱家が身長187cmあるっていうのやばいよな、好き過ぎる。

ブラック・ナード・カルチャー:それは現実逃避(escape)ではない | elabo (elabo-mag.com)

マンガとかアニメの話(つまり日本産コンテンツの受容、とかそういう)にするとわかりづらくなるところ、「ナード」の含意の変化とアメリカのブラックコミュニティとの関係性を抑えることでそのクリティカルな面がわかる、みたいな感じだ。これはもしかしたらシティポップにも似たような分析が必要なのかもしれない(コンテンツの側を分析しようとしがちだが…という)。本文で紹介されているJordan Calhoun, Piccolo Is Black: A Memoir of Race, Religion, and Pop Culture (English Edition), Lit Riot Press, 2022.は気になる(アフィリンク注意)。

国内メーカーが出している3分早ゆでのスパゲッティがすげぇまずくて、輸入モノのやっすいパスタのほうが美味いってどういうことだよ、と思った。茹で方が悪いのか。でもある程度適当に茹でたってそれなりの味になるもんじゃない? パスタなんか……。

最近、毎日のようになにかしらをつくろっている気がする。ボタンホールを直したり、枕のジッパーを補強したり、アイマスクのひもをつけなおしたり等々……。とはいえ単に布をくっつけるだけならばコニシのボンド 裁ほう上手(アフィリンク注意)で事足りる。それでは強度がこころもとないというときにちょちょっと手縫いをする。ほんとはミシンを使いたいんだけど、ミシンをわざわざ引っ張り出してきて準備して……というのもだるい。裁ほう上手はいいです。なんならアイロンつかわんでもいける。

ダンス・ミュージックのプロデューサーの匿名性というのは、いわゆるポップスター(ロックの、ヒップホップの……でもいいが)の名の売れ方、顔の売れ方とはまた違う記憶のされかたがあるという話であって、素性を明かさない覆面プロデューサーであっても作品には明確にその作家性が刻まれているのだから、むしろ作品の記名性が際立つ分野であるような気もする。またダンス・ミュージックの機能性というのもある程度慎重に考えないといけなくて、ポップ・ミュージックも多くは一定の機能に対して最適化された音楽――それはかならずしもオーディエンスに与える影響に限らず、ポップの「名声」をめぐるエコシステムへの最適化も含まれる――なのだし、ロックだって多かれ少なかれ機能性やルールを持つものだ。「名声」や「記名性」が形成されるプロセスの差異として捉えるべきところをプレイヤーのアティチュードやジャンルの本質に還元するのはまあややこしいことではなかろうか。

ようやっと聴きました。みんなが歌ってるのが良い(馬鹿の感想)。最高です。

Apple Music、やっぱり決定的にiTunesでの使い勝手が悪く、「探す」と「ライブラリを管理する」のフローが分断されているのが非常に不満。そもそも検索もISDN時代のネットみたいに遅いし精度もおかしい。アプリも地味に使いにくい(類似する作品の自動再生とか、Spotifyなら設定で完全にオフにできるのに、Apple Musicはいちいち再生画面で停止するしかないみたいだし)。ローカルのライブラリに干渉してくるのも腹が立つ。こういうサービスの設計の仕方してるからU2のアルバムをプレゼントですっつって勝手に配信して批判されたりするんだなって思う。ユーザーがまもりたい領域に勝手に干渉してもなんとも思わないというか。

The Race to Save Hip-Hop’s Lost Eras | Pitchfork

ヒップホップ黎明期のマテリアルを保全しアーカイヴとしていくにはどうしたらよいか、というのを、アメリカの現状といま生じている困難をまとめて伝える記事。それじたいも興味深いがLaurent Fintoni, Bedroom Beats & B-Sides: Instrumental Hip Hop & Electronic Music at the Turn of the Century (English Edition). Velocity Press, 2020.(アフィリンク注意)がおもしろそうでKindle版をぽちった。冒頭の数パラグラフをたらたら読んでいるだけだが、匿名的なプロデューサーたちがポップのメインストリームに顔をだしはじめる――さきに書いたダンス・ミュージックのプロデューサーをめぐる匿名性と記名性等々の話に通じる――この20年ほどの変化について言及があり、これは読む価値あるかもしれない。ちなみに著者は2008年ごろ日本に住んでたらしい。

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意味の単位(2)

「ROCK IN JAPAN」今年から蘇我スポーツ公園で開催、コロナ禍での存続のため「この選択肢しかない」 – 音楽ナタリー (natalie.mu)

いいんじゃないでしょうか。

茨城県医師会に「全員燃やすか殺すよ?」 ロック・イン・ジャパン中止で脅迫投稿の男を逮捕 – サンスポ (sanspo.com)

ロッキン、開催決定まで相談なく 医師会「時間かけたかった」中止巡り | 毎日新聞 (mainichi.jp)

などを思い起こしながら……。

オミクロン株は重症率は低いものの後遺症は同じように出る。というのを見かけて、いまはまだ後遺症への関心がそこまで高まっていない(メディアで何度か特集されているのでまったく知られていないわけじゃないと思う)ものの、死ななかったからいい、軽症で済んだからいい、みたいな話ではないことをふまえたうえでいろいろ考えたほうがいいよな。などと。

議論や対話は過大評価されている。何度でも言おう。

なんか知らんが自分のメアドを使ってメールフォーム経由でスパム送ってるのがいるらしくて、これどうしたらいいんだろう、と思う。問い合わせフォームにスパムメッセージを送信する際の折返しのメールアドレス欄に他人のメアドを使う、姑息な……。

なんとなくデイリーの江ノ島さんの記事を読み返していて(なんでだ)、たくさん食う企画で食いっぷりのよさを見せつつも、写真としては「うまそうに食べてる」みたいな感じがまったくないのが不思議だなと思う。

Burialの新譜とても良い(といっても2周めくらいだが)。録音されテクスチャに還元されたあらゆるサウンドと、それが醸し出す安っぽい感傷。表出するエモーションの陳腐さに引き寄せられる……と思ったけれども、クラックルノイズもフィールドレコーディングも録音されBurialによってレコードに定着された段階でその来歴=真正性から切り離された陳腐さへと下降していく。その面白さ……。

SNSが「話題作」の話題で一気に持ちきりになるのやっぱり気持ちわるいなと思ってしまう。まあ紅白歌合戦実況とかしてるヤツが言うなという話だけれども。

辛いなあと思いながら起きて、辛いなあと思いながら日常の些事をかたづけて、辛いなあと思いながら仕事して、辛いなあと思いながら飯食って、辛いなあという思いが募って寝込む。みたいな日々を続けているとさすがに消耗してくる。もっと辛くなる。辛みスパイラル……。

食べ物買いに行った帰り、お宝中古市場に寄ったら、自販機にエナドリのzoneのゼロカロリーのやつが130円でおいてあって、まじかよ、と思って2本買った。たぶん在庫かぎりだから今度また買いだめしにいきたい。

<新型コロナ・7日>東京都で新たに922人の感染確認 1週間平均で前週の6倍超:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

2022年、またしばらく東京行けそうにないな。

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2021年ベストバイ7選

ダイソーのアウトドア用ウォータージャグ

300円で売ってるやつ。4Lくらい入る。ウォータージャグに水をためておいて、コーヒーとかお茶のみたくなったら電気ケトルに入れてお湯をつくる。これによってQOLがバチ上がりしている。ただ耐久性めっちゃ低そうなのでもうちょっとちゃんとしたやつを買ったほうがいいかもしれない。まあ壊れるまで使いますが……。

mde

こいつです(なんか全体的に汚い)。

RME Babyface Pro FS

Native Instrumentsの1万円くらいのインターフェースをながらく使っていたのだけれど一念発起して買った。コンパクトながらフラッグシップ級の音質、デスクトップアプリTotalMix経由の柔軟なルーティング、等々、さすがになにも文句ない。ただここ数年の半導体供給の滞りで入手しにくくなっていて、粘っていたらたまたま定価くらいで買えた。よかった……。

KURE 5-56 ペンタイプ(アフィリンク注意)

定番の潤滑剤で接点復活剤としても使えるKURE 5-56がペンになったやつ。細かいところにさくっと塗るのにとても良い。ジッパーとか。調子乗って吹き付け過ぎたりしないし。接点まわりをきちんと整備したい場合はコンタクトスプレーを使ったほうがいいらしい。

倒せる冷水筒(アフィリンク注意)

自分用のルイボスティーや麦茶を量産するにあたって、冷水筒の置き場所の確保はシビアな問題。でっかい冷水筒にがっぽりつくりたくても冷蔵庫に入んなかったら意味ないし。自分だけが使うならまだしも家族がいろいろ使うからややこしい。横に倒してもこぼれない冷水筒を導入することでこれは解決。これはかなりいい。いいぞ。

にぎにぎぱっちん

近所のゲオの店頭にあったガチャガチャで見つけたフィジェットトイ系のおもちゃ。ぐっと握って吸盤をくっつけて、90度回転させてまた握ると「ぱちん!」と弾ける。これが良い。意外と力いれないといけないけど。

経口補水液パウダー(アフィリンク注意)

500mlの水に溶かすと経口補水液になる。夏場の熱中症対策やワクチン接種後などいざというときのためにスポドリや経口補水液を備蓄していたのだが、パウダーが一番いいという結論に至った(マジでやばいときは水用意して溶かす余裕もないのだが、ここでウォータージャグが役に立つ)。ちなみに経口補水液ばっか飲んでもしょうがないというかからだにかなり悪いと思うので、普段は麦茶だし、多少気になる体調のときでもスポドリにしている。粉末のスポドリはこのシリーズがよい(アフィリンク注意)。500ml単位でつくれると、適当にそこらで売ってる水筒が大活躍になる。

ダイソーで売ってるPPバンドのセット

PPバンドってあれです、かたいプラ製の帯で、荷物とかぎゅっとまとめるときに使うやつ。ちょっとした小物をまとめたりするのによいなと思って買ったんだけど、DIY中に接着しているものを固定するのにも都合がよくて、丈夫だから一回使っても何度か使いまわしできる。

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意味の単位(1)

年始から絶不調。だいたい午後に体調がおかしくなって寝込んでしまう。けっこうがっつり気を失っているのでいきおい夜に寝付きがわるくなる。ちょっと調子を整えていかないと、仕事に支障が出そう。

年末に出たanan(アフィリンク注意)が2022年のトレンド予測特集みたいなんやって、ライターの坂井彩花さんが登場しているというので買ってきた。見開きの2ページで、高橋芳朗さん、DJ YANATAKEさんに並んで坂井さん、すごい。ボーイズグループとネット発アーティストの動向をまとめた内容も簡潔だけどいいと思った。アボかどさんに教わったブルース&ソウル・レコーズのSilk Sonic特集(アフィリンク注意)も買ってきた。付録の70年代ソウル&ファンクディスクガイドも凄い。内容もおもしろく読んだが単純に書きぶりに文化圏の違いをひしひし感じるところも多く、ちょっと怯んだりもする。

1月1日に年明けてすぐにTwitterを開いたらTOMCさんがレアグルーヴ北島三郎のプレイリストをまとめていてttさんもプレイリストをアップしていてびびる。どちらもおもしろい。TOMCさんのプレイリストには発見があるしttさんの元日プレイリストは最高です。

TOMCさんのプレイリストで知ったサブちゃんのTake Five歌謡。永六輔と中村八大、ようやるわ。

昔つくった歌をアレンジがらっと変えてボーカルとりなおそうとしているのだが、アレンジを変えすぎて歌詞が合わなくなってしまった。サビは活かして平歌を書き換えようか、しかしそうすると曲名もぜんぜん変わってくる。なんだこれ。

長いこと薬局で売ってる生理食塩水で鼻うがいをしてきたのだが(コンタクトレンズ用なのだが、中身はほんとに単なる生理食塩水で、洗浄液とかではない……)、150mlの水(ぬるま湯)に溶かすと生理食塩水になる「サーレS」(アフィリンク注意)という鼻うがい用の粉末を使いだした。冬になると寝起きに鼻と喉ががっびがびになって、鼻うがいをすると楽になる。容器はハナノア(今田耕司がいい表情で宣伝しているやつ)のを仮に使っているけれど、別のを注文した。まだ届かない。

なんど見ても大胆なCMだと思う。ハナノアは洗浄液が高いのでリピートしていない。サーレSもまだ使い始めだけどなんだかんだ面倒な気がするので、いろんな手間とか考えると一番いいのはコンタクトレンズ用の生理食塩水だろうか。でも洗浄液つくるルーティンができたらサーレS最強っぽいんだよな。ハナノアの容器は一度にせいぜい70mlしか入らないのに対してサーレSは150mlいるんで、別の容器でつくってからハナノアの容器に入れるか、150ml入る洗浄容器を使うか、どちらかになる(ボトルを新しく買っているのはそのため)。

Skee MaskがSpotifyから音源取り下げ。SpotifyのCEOが軍事技術に関するAI開発企業に投資したことを受けてのアクション。こういう動きは今後も出てくる可能性が高い。正直、還元率うんぬんよりも「うわ……」度が高く、音楽聴くのはApple Musicをつかうことのほうが増えた(音質もいいし)。が、仕事でまあまあ使うので、プレミアム解約するまでは、うーん……。基本的にブログに張るのはYouTubeかApple Musicにしよう、と思いつつApple Musicはだるいんですよ。埋め込みもちょっと……。まあ慣れりゃいい話。

過去最長の大雑談で年忘れ! 森敬太、tofubeats、澤部渡、西村ツチカらがおくるトーベヤンソン・ニューヨーク・アワード2021 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

TJNY座談会、唐木さんのバイブスが他のメンバーとなんか違ってダウナーがちなのが、今回はみんな対面で録ってんのにひとりだけZoomでリモート参加というのでより強調されている気がする。

いいすなぁ……

怒りたくて怒ってるやつなんかそういないし、怒っているときはめちゃくちゃしんどい。それを「怒りは娯楽」というのは腹が立つが、そうしたしんどさから逃げるなと他人に説教するようなやつにも、相当腹が立つ。無理だと思ったらそっと目を閉じてもいいよ。先に自分が駄目になるよ。

WordPressのエディタがたまに不具合起こすのなんなんだと思っていたが、アドレスの設定をhttpじゃなくてhttpsに統一したらとりあえず不具合がおさまったっぽいので、うーんこれなのか。以前はCookieが悪さしてるのかもと思って、一時期はそれでなんとなく解決したのだが、本質的解決には至らなかった……。

意味の単位はねこ屋敷とぱーてぃーちゃんを応援しています。

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健康と能率(終)

寒波が訪れた。積もった雪がよくよく深くなっていよいよ外出する気がうせる。といっても、いますぐ買いたいものといったらコーラくらいものだ(炭酸飲料を愛しているから。ちょっとしたお酒でもいい)。寒さが強まるのとときを同じくして腰痛がやってくる。まだ決定的なカタストロフは訪れていないが、不思議と温かいような痛みが腰の奥だか表面だかよくわからない場所にとどまっている。

雪が積もるとあたりはいつもより明るくなる。昼は明るく感じられ、夜は街灯の光がやわらかく広がる。

2週間以上前に買ったパイントのレディボーデン(チョコレート味)をもりもり食う。かたいスプーンで無理矢理アイスクリームを練って食べやすいやわらかさにする。右手が痛くなった。

1cm厚くらいのぶあついベーコンをノンフライヤーにいれて焼いているあいだにバナナパンケーキを焼き上げる。マーガリンとメープルシロップを添えて、甘いバナナパンケーキとしょっからいベーコンをかわりばんこに食べる。食べるたびに寿命が縮むような味で、こんなんだから腰痛になるんだという気がする。

シン・アナキズム――連載「アナキスト思想家列伝」by ディオゲネ子(重田園江)|本がひらく (nhkbook-hiraku.com)

土地を買い、建物を建て、それを売った人たち、そして開発を認可し街づくりと称した人たちは、その街の風景に責任を取ることはない。では街をまともなものにする責任は誰の手に委ねられているのだろう。見た目だけは変貌するが空疎さは不変の東京に暮らしながら、私は長いことこれが気がかりだった。

街に責任を負うことができるのは、そこに住む人々だけだ。だから彼らが責任を負えるような街づくりを目指すべきなのだ。

都市に責任を持つのは誰かという問い。そしてセレブが好むような地位にない中年女性が、多くの人を説得して政治と社会を動かすことの困難。ジェイン・ジェイコブズという人物をめぐってこれら二つの絡み合いを考えるとき、彼女のセンスと先見の明が輝きを増す。

東京都心という都市をジェーン・ジェイコブスの思想に照らして読む、あるいはジェーン・ジェイコブスの思想を東京都心の現在に照らして読むこの文章を眺めていて、土岐麻子のシティポップ三部作の最終作最後の曲、つまり三部作のほんとうのラストを飾った「Bubble Gum City」のことを思い出す。

不意に現れる「明日街は誰のものか」という危うげながらもクリティカルな問い(そもそも「今日街は誰のもの」なのか)は、刻々うつりゆく都市に暮らす人びとのはりついた実感なのかもしれないし、実際にすぐ訪れるであろう未来にこの街は〈私〉の手のおよばない誰か知らない人びと――いや、人びとどころか、非人称的ななにか、たとえば〈資本〉とかそういう――のものになるだろうという予言でもあると思うが、あるいはこの問いを「私のもの」としての街をつかみとること、つまるところ「街に責任を負うこと」に向けての、どこからともなく、どこへともなく発された宙ぶらりんの問いにもなりうるのかもしれない。

右肩に痛みがある。

雪が積もってはじめて車を出して買い物に行った。交通量の多い道路は除雪がこまめにされるしそもそも雪も溶けるのだが、そこまでじゃないところはとぅるっとぅる。特に小さな交差点は悲惨でブレーキもききづらいしアクセルを踏んでも不安定になったり轍に足を取られたりする。いちばんやってはいけないのは急ブレーキで、じっくり時間をかけて減速しないとかえってスリップしてしまう。アクセルを急にふんではいけない。こんなおそろしい思いをして外出したからには……と思って、ちょろっと買い物するだけの予定を変更してしばらく買い物しなくて済むようにいろいろ買ってきた。

季節の節目ごとにやる友人らとの定例Skypeミーティング。微アルビールのDRAFTYとトマトジュースでレッドアイをつくりながら4,5時間話す。最終的に参加者のひとりが第九を歌って締めとなった。ええ声やった。「わいわい楽しく」という感じでも「まったりくつろいで」という感じでもなく、ぼんやりした謎の会合だった。

確定申告めんどくさいねって話になったけれど本当に精神の負担になってるのはどっちかっていうと請求書まわりかもしれない。請求書(という形式に限らないが)ってクライアントによってめっちゃ違って扱いがすごい適当なときがあり、それでなんの知識もなく見様見真似でやった結果、馬鹿を見るのはどうせクソほど立場の弱いフリーで、なんかあったときに「おかしくないっすか?」ってわざわざ確認させられるのもこっちで、うんざりしてしまう。

激烈なストレスで、大きい声が出そうになるのをぐっとこらえてベッドで寝る。負荷がかかると、軽いチックみたいになって、身体や声がうまくコントロールできなくなる。しんどすぎて、寝るしかなくなる。都合よく眠りにつけるわけもなく、ただ、あたりを暗くして安楽なことを考えて、できる限り、余計なことwかんがえなくする。

2022年からはタイトルを改め、また日記を書きます。

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BEHRINGER UFO-202をスマホにつないでTwitterのスペースをする

UFO-202、買っちゃった

BEHRINGERの出している超低価格オーディオインターフェースUCA-202/UFO-202及びUCA-222(アフィリンク注意)。基本的にRCAで2in/2out、モニタリング用のステレオミニ出力がついているだけという必要最低限の仕様だが、3000円程度で購入できるので地味に支持されている。現状、自分にはあまり必要ではなかったのだけれど、Androidのスマホにも接続できるということだけ気になっていた。こないだHARDOFFに行ったら2000円しない価格で置いてあったので衝動買い。スマホ用のインターフェースとしてどう使えるのか試してみることにした。

購入したのはUFO-202。UCAとの違いは、レコードプレイヤーからのフォノ入力が可能なこと(スイッチでLINEかPHONOか切り替えられる)で、そのかわりオプティカルアウトが削られている。現状オプティカルアウトって使ったことないんで、まあそこは困らない。むしろいざとなったらターンテーブルからフォノ入力ができるのが便利だ。おそらくドライバレベルではUCAもUFOも変わらないだろう。

スマホはHuawei P30 Liteで、エントリークラスの格安スマホの部類に入る。入力端子はUSB Type-Cのみ。UCA/UFOは一般的なUSB端子(いわゆるType-A)なので、変換プラグやハブなどが必要になる。今回はたまたま持っていた変換ケーブルを使った(アフィリンク注意)。

フラッシュメモリを接続しようとして昔買ったやつ

変換ケーブルでUFO-202をP30 Liteにつなぐと、すぐに外付けマイクとイヤホンが接続された旨、画面に表示される。特別なセットアップは必要なかった。早速マイクを入力して……と言いたいところだけど、前述の通り、このインターフェースはRCA入力しか持たない。入力したい音源がRCAでつなげられる場合はいいけれど、マイクをつなごうとするとちょっとした工夫が必要になってくる。自分の場合は、MACKIEのMIX5(アフィリンク注意)という低価格ミキサーを持っていたので、そこにマイクを入力して、ミキサーの出力をRCAでUFOに入力した。

試しにTwitterのスペースを立ち上げてテストすると、UFO-202経由で入力した音声は無事にスペースに乗ったようだった。あっけねぇ~。

UCA/UFOを使っていいところは、ステレオミニ出力でインプットもアウトプットも同時にモニターできるということ。つまり、スマホからの音も、自分がマイクに向かって喋っている音も、どちらもヘッドフォンで聴けるのだ。入力された音をそのまま聴けるいわゆる「返し」は、Twitterのスペースを通常使用した場合存在しないのでありがたい。

ほか、Instagram Liveでも同様にUFO-202からの入力が配信できたし、スマホのカメラで動画を録るときの音声入力もUFO-202経由でできた。その例↓

スマホで動画撮影するときの音声入力になるのはなにか使いみちがあるかもしれない。カメラの性能がいいスマホなら特に。

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健康と能率(39)

クリスマスを境に、ほんとに無の時間を淡々と過ごしている。昼間はまんじりともせず倦怠感をやり過ごすのに費やし、ささいな身辺の整頓やちょうしのわるい物事の修理などを夜にやる。

スマホ用のBluetooth遠隔シャッターにフットペダルを接続する……という改造、かなり急ごしらえだったこともあり断線や破損がありそうで気になっていた。パーツ箱を見たらトグルスイッチ、プッシュスイッチ、フォンジャック、電池ケースがあったので、小さいタッパーをケースがわりに遠隔シャッターをつくりなおした。

もともと親指サイズみたいなシャッターをもっとでっかくしてしまっているわけだが、持ち歩く用じゃなくて家で使う用なので、むしろある程度でかいほうがなくさないし丈夫だし都合が良い。

ケーブル類やACアダプターを整理していたらTeenage EngineeringのPO-12(アフィリンク注意)が出てきた。ボタンの接触が悪くなってほとんど使い物にならず、放置していたのだった。とりあえず精製水と無水エタノールでじゃばじゃば洗浄し乾燥するも状態はかわらず。奥の手だな、とタクトスイッチを分解して清掃のうえ、KURE 5-56を塗布する。

PO-12のタクトスイッチはプラスチックのベースにツメで金属のカバーがついている。このカバーをかぽっと外すと簡単にスイッチが分解できる。タクトスイッチは(多くのスイッチと同様)ごくシンプルな構造になっていて、ベースに接点があり、そこにレンズのように湾曲した丸い金属板がかぶさって、ボタントップがその上に置かれる。金属板がベースの接点に接触すると通電する仕組みだ。なので、この接点と金属板を洗浄して電気の通りをよくすれば簡単に復活する。

かぽっとカバーを外し、紛失しないように部品をよりわけ、接点と金属板を洗浄。以下リピート。

シンプルな構造とはいえちっさい部品なのでひとつでも欠けると使えなくなってしまう。それなりに慎重に分解していたけれど、金属板を一枚どっかやってしまった。手持ちのほぼジャンクのタクトスイッチを探してきて、かわりの金属板をそこからゲットする。使っていない電子部品がストックしてあると地味にありがたいことが起こる……。

結果として、新品同様とまではいかずとも、打ち込みや演奏にはまあ問題ないくらいに復活した。PO-12、いいですよ。やすいし。シーケンサーもよくできてるし。あくまでドラムマシンなんでメロディとか(よほど工夫しないと)打ち込めないけど。なにより7000円とか8000円で買えるのがいい。

治りました~(指毛が汚いとか言わない)。ちなみにこの動画はPO-12をBEHRINGER UFO-202でスマホにライン入力して撮影しました。

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健康と能率(38)

話題の本、話題の作品、話題のニュースについてSNS上でわいわい論評して感想を言い合うというのはきわめて健全だと思う一方で、いま一番個人的に嫌悪感を覚えるのはまさにそういうことだ。

アートに対する関心もすっかりなくなってしまったかもしれない、と思い、いや音楽についても前のめりでいられなくなってしまったのだから当然だろう、と思い直す。クリスチャン・マークレー展はやはりおもしろくなかった。最後の最後に登場する日本語手話に翻訳されたミクスト・レヴューズの無音の映像は、はっとさせられた気分になったあとで、「いや、これでよかったのか?」と、なにかぐるりと裏返った。よくわからない。なんだか、そうですか、ありがとうね、さようなら、と一言そえて、引導を渡すくらいでいいんじゃないのかって思う。個人的にはね。

レディオヘッド(Radiohead)『Kid A Mnesia』論――不器用な歌詞と音楽的冒険の同居が生んだ〈不機嫌〉なアルバム | Mikiki

トム・ヨークの詞が不器用というのはたしかにそうだと思う。わかりやすさ――「いかにも比喩ですよ」という比喩、みたいなたぐいのわかりやすさ――のほうが勝っていて、詞の流れもリニアにすぎるところがある。韻文として整っているわけでもないし。しかしその不器用さや、不器用さが醸す繊細さ(雄弁さがときにもたらす不信感を想起するとよい)こそが面白いところで、「良い詩人」でないからといって、その言葉が不器用であるからといって、その言葉に価値がないわけではない。というのはほぼこの記事の大意だろうが……。『OK Computer』や後の作品はともかくとして、『Kid A Mnesia』として今回改めてリリースされた2作はサウンドも洗練というよりはやぶれかぶれのようで(特にエレクトロニクスの取り入れ方、その不器用さよ)、暗中模索しながら編まれたまさに「冒険」のドキュメントという印象が強い。それこそ、録音芸術としてのロック・ミュージックにおいてしか登場し得なかったレコードなんだろう。いくら問題作とかエレクトロニカの影響がどうこうと言われても、やっぱロック、精神が。ロックの精神とか言っちゃったよ。恥ずかしい……。

ひどい倦怠感につつまれ抑うつ状態に入ってきているのだが、きょうは今年最後のインタビューがあり、それさえ切り抜ければあとはじっとしていられる。

Radiohead『Kid A』の音楽的革新の背後で進んだ、社会性の目覚め。試行錯誤の20年を振り返る | CINRA

かなり早い段階から環境問題への取り組みを行ってきたRadioheadの足跡について、Coldplay、Massive Attack、The 1975といったグループの近年の取り組み(とりわけMassive Attackのそれはエビデンスベースのアクティビズムとして力の入り方がすごいし、近作においては表現にもそのラディカルさがためらいなくあらわれている)を紹介する記事。温暖化をはじめとした環境問題、日本だとなんかアクチュアリティが薄く感じられてしまうときがあって、自分以外もこうした取り組みに対する認知度ももしかしたら高くないのかもしれない。The 1975がグレタ・トゥーンベリのスピーチを作品にフィーチャーしたときにもなんか反応鈍かった気がする。という自分も当時は名前の読み方わかってなくて「グレタ・サンバーグ」みたいなことを言っていた気がするが……。

そういやトヨタがEVに本格参入するとなると、EVまわりのキャンペーンもかねてがんがん欧米のフェスとかに名前貸してったりするのかもしれないよな。とか。なんとか。

TALK LIKE BEATS最新回、久方ぶりの対面収録でいつもと音が違います。正直、リモートで、ゲストの方含めた各自がレコーダーまわしていたときと比べて、音が響いてまわりすぎてて聴きづらいのだが……会話のグルーヴは良いです。

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健康と能率(37)

東京から帰ってきてM-1見て、ひとしきりああだこうだツイートして、1年分のなにかを発散した感じになった。

山形は寒い。そんなことは自明だし常々思っていたけど東京がそれなりに過ごしやすかったのを思い出すとこの寒さがあまりに理不尽に感じられる。朝起きてファンヒーターをつけるのが非常に億劫で、せめてベッドからオンにしたい……とSwitchBotの導入を検討する。でも、3~4000円。スイッチを押すガジェットが……。でも、ファンヒーターのシーズンが終わったらまた別の活用もできる(扇風機とか?)と考えれば、買ってみる価値はあるか。とポチった。ちょうどAmazonギフト券が1000円分、あとこまごまポイントがあったので、3割引くらいの値段で買えた。

あっちゅうまにSwitchBot届く(アフィリンク注意)。スマホと連携して、ファンヒーターのスイッチ部分に取り付けて、これもあっちゅうまに設定完了。これで寝起きにベッドからファンヒーターの電源がつけられる。つくりがいかにも頑丈な感じだし堅牢性とか考えると妥当な値段なのだろうけれど、デフォで3000円くらいだったらもうちょっと気軽に買うのにな……。とはいえ、ボタンを押すだけなのにこれだけ便利になっちゃうのは絶妙で、もう2つくらい欲しくなる。

『痙攣 vol.2』届く。読むのはちょい先になると思うのだが、間違えて左開きのつもりでページをくったら執筆者プロフィール一覧が目に入り、李氏さんが末尾に「もっともっと書いていきたいです」と添えているのを目撃する。アツい……。

なんでかしらないが身体のふしぶしが変だ。首すじ、脇腹、腰にそこはかとない違和感。メンタルのバランスを崩していることもありちょっと寝込んでしまう。珍しく頭はそれなりにはっきりしているのだが身体が追いつかない。身体にひっぱられるように頭も鈍っていく。鎖骨のあたりの違和感が徐々に痛みに変わっていく。寝違えみたいなもののような気もするから、あったかくしてゆっくり寝る。

久しぶりにカレーをつくったらとてもおいしくできた。鶏むね肉をスパイスとトマトで炒めて煮込む。ほろほろになっちゃうまで煮込む。マッシャーでむね肉をほぐして塩コショウで味をととのえる。幸せな気持ちになった。ちなみにスパイスは通販で買うのがいい。クミンシードカルダモンシードクローブコリアンダーパウダーガラムマサラ(以上、アフィリンク注意。実際買ってる奴を並べただけなので他にもいろいろコスパとか質とかあると思う)など。コリアンダーパウダーは馬鹿みたいな量入れたいし入れていいので大量に買う。唐辛子や生姜、にんにくなどはスーパーで適当に買うのでいい。なんならしょうがやにんにくは業務スーパーのでけぇチューブだし。ちなみにカルダモン、クローブ、生姜に加えてシナモンがあるといい感じのチャイがつくれる。茶葉を

「お笑い」という領域で行われていることは必ずしも「笑い」とか「面白さ」の追求ではなくて、むしろそこに加わるプラスアルファの部分のほうが本質なんじゃないのか、それを「ウケる、ウケない」や「笑える、笑えない」の話にすり替えてしまいがちなことが「お笑い」がときに表出させる錯誤や欺瞞なのではないのか、などということを、お笑い好きの人に伝えようとしても、結局「笑い」の話にずらされて、糠に釘だったことを、なんとなく思い出す。「笑い」という巨大なはりぼてのテーマに覆い隠された「お笑い」のコード。

ありとあらゆる「結局」と「要するに」に警戒すること。

小沢健二のニューリリースがいい。『So kakkoii 宇宙』は未だに印象の悪い嫌なアルバムなのだが、ちょくちょく配信されていたシングルや今回の奴が放ついびつで親密な魅力というのはたしかにある。字余りするかのような定形を外れた進行、クセのある歌唱。サウンドもストリングスの流麗さを打ち消すように妙な鳴りをする。そのいびつさを堂々と発しているときが自分にとってもっとも好ましく小沢健二を聴けるなと思う。

東京行って2021年分の体力を使い切ってしまったようで、音楽を聴くのも音楽の話をするのもひどくしんどい。距離を置きたい。

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