今回、Apple Musicに入ってない曲があったため(時間差?)、Apple Musicのプレイリストは不完全です。Klinical, Killa P – Readyは別途チェックしてくれ~(YouTube)
楽曲リスト&コメント
Luísa Sonza, MC Kevin o Chris – recadin no espelho
ブラジルで勢いを増している気鋭のシンガー、Luísa Sonzaのニューシングル。リオデジャネイロのファンキMCでソングライターのMC Kevin O Chrisが参加した、冷ややかでアトモスフェリックなファンキのビートがかっこいい1曲。Kevin O Chrisのやわらかな歌心あるパフォーマンスもあいまって、クールななかに親密さを感じるすごくバランスのとれたプロダクションで、このミニマリズムはポップなファンキともアンダーグラウンドなファンキともちょっと違った印象で、とてもいい。
DBN Gogo, Omagoqa, Baby S.O.N, Yumbs, Dee Traits, Dinky Kunene, Soul Jam – SKOROKORO
Little SimzのサプライズリリースされたEPはベースミュージック系のプロデューサー、Jakwobとタッグを組んだ渋めのダンスチューン満載で、Infloと組んだアルバム群よりも好きだったりする。Drop 6も好きだったな。この曲はビートのパターンこそジャージークラブっぽいが、GqomのUK解釈がグライムとかと合流した流れ、ScratchaDVAとかを連想するようなダークさがすごくいい。
clear eyes – i’ll hold u
Marian HillのJeremy Lloydによるソロ・プロジェクト、clear eyesのシングル。ミニマルなビートに、パーカッシヴなアタックが強調されたストリングスやピアノのサウンドが構築する上モノが絶妙にマッチしている。おれ、こういう点がわさわさ寄り集まってるみたいな音に弱いのかも。
オークランドのプロデューサー、bastienGOATのEP「NODE」から1曲。bastienGOATはフットワーク系の曲をやってるので知ったのだがもっと万能というかいろんなベースミュージックをごりごりやっており結構好きなプロデューサー。「Beautiful Lover」はバキバキに歪んだベースで聴かせるブレイクスでその潔さにぶち上がる。同じEPでは「That’s why they roll」もレゾナンスききすぎてびちょびちょになったシンベの気持ち悪さがクセになって素晴らしい。
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS UNIT LIVE TOUR ConnecTrip! 山形公演(やまぎん県民ホール)を見た。デレマスのライブは昔ライブビューイングで見たきりで、現地参加ははじめて。近くの駐車場に乗り付けてやまぎんホールに向かうと、アイドルのハッピ着てタオル持ったおたくが広場に押し寄せていて迫力があった。おれはグッズ関係なにひとつ持ってなくて、逆にちょっと恥ずかしかった。気合の入ったおたくにたいする引け目、ありますよね。
美術科洋画コースの木村晃子さん(note)、道端に投棄されるし尿入りのペットボトルを題材にしたモキュメンタリーとインスタレーション(《Golden PET Bottle》)、露悪といえば露悪なんだけどアウトプットがスマートで、でも適度に俗っぽい(モキュメンタリーというアプローチ自体が持つ俗っぽさ)。ただテレビとかYouTubeみたいなメディア/プラットフォームではキャッチしきれなさそうなつかみどころのなさもある。
何度か書いてますが、昨年から「ポプミ会アドバンス」と題して、Simon ReynoldsのRetromania: Pop Culture’s Addiction to its Own Past(Amazon商品ページ)の読書会を開いております。昨年いっぱいで一章分を読み切って、区切りが良いので仕切り直してスタートする予定です。
Logic Pro Xを使っています。ただ、今はDAWを「録音データをまとめる場所」に変えたくなってきていて。昔はDAWは「打ち込みをする場所」だったんですけど、特にソロ活動では「録った音を並べる場所」に変わっていっています。いろんなアプローチのビートを作ってきて、 やり切っちゃった部分も自分の中にあって。