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健康と能率(27)

「先週末で一気に寒くなったな~」と思っていたら12月入ってもう一段寒くなった。やめてほしい。寒すぎる。風邪引くかと思った。というか風邪っぽい予感がしてちょっと昼に寝たよ。

Hwa Saのシングル、3曲めの「Bless U」でクライマックスにごりごりにギターが鳴るのが絶妙ないなたさですげぇよかった。”bless you” のリフレインと共に……。

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ちいかわとタワレココラボ。ハチワレが音楽聴きながら「アッッ 「転調」したッッ」って言ってるTシャツちょっと欲しい。欲しいけどなんかこのハチワレ関ジャム毎週見てそうだなと思った。

転調とか、正直「キーが変わったくらいでなんだよ」くらいの気持ちが、ないではない。はっはっは。冗談だよ。

あれ~Arcaの新作ってもう出てんだっけ、っていやもう12月じゃん! ぼんやりしすぎたぜ。とか言ってたんだけど、いや、もうiiiiまで出てんの? 出しすぎじゃない? 尺はそんなでもないみたいだけど、なんかもう今年中に聴けないかもしれないな。みんなすぐに聴いてああだこうだ言っててスゴすぎると思う。一日一枚でも聴けたらいい(仕事できかにゃならんものを除く)、くらいの気持ちでいますよ、もうここんとこずっと……。生活が、ただ生きるということがあまりに大変だ。

身体洗うのにボディタオルじゃなくてボディブラシを試してみたら手に力を入れすぎても当たり方がソフトなのでかなり自分向きかもしれないと思った。なんかごりごりやっちゃうんだよな。坊主頭なので、頭もブラシでごしごしする(シャンプーは使う、もしかしたら頭用のブラシはわけたほうがいいのかもしれない)。風呂上がりは顔だけじゃなくて頭も化粧水つけて保湿する。それでどうにかなってほしい、いろいろなことが。

カシー・ヒルのアルバム。どちゃくそに良い。楽曲の良さとテクスチャの妙で、耽溺しつつもハッとする、みたいな心地よいアテンションの波にゆられる。このアルバムにはJim-E StackやJohn Caroll Kirbyがプロデューサーで参加しているらしく、そのあたりの采配も大きいのかもしれない。一番おもしろいと思ったのは80sっぽいぺたっとしつつクリアな音像のアクセントに低ビットレートのmp3みたいな鈍ったテクスチャが混じっていることで、カラフルな画面に灰色を差し色にするみたいな奇妙な感覚がじわっと漂う。がっつり歪ませた音も意外なタイミングで入ってきたりして(「So Loud」のリンぽいドラムとかね)。音色のある種の鈍さというのはRostamがよくやる印象があり、ある意味ではデジタルエフェクターでモジュレーションをがんがんにかけられたSam Gendelのサックスにも通じるところがある。

ロスタムの、というのはこういう感じというか。そのドラムの音なんなんだよっていう。ナイス鈍い音。

勢いと協働、メディアとコミュニティ – 『クラブと生活』の実践/inkyo・wanu・さのかずや|トーチライト – ここでつくって生きていくメディア|note

「クラブと生活」のふたりの話が読めてよかった。成功や挫折といったわかりやすいまとめ方はあらかじめ避けられているし、かといってPDCAサイクルがんがんまわしてどんどんやっていきますぜ、みたいなガツガツさで未来を語るわけでもない。話してる内容はしんどみが強いのだが、不思議と苦みはさほどない、不思議な記事だった。

うすうす思っていたのだが、おそらくおれはもうクラブとかフェスに行くことはよほどのことがないかぎりないのかもしれない。体力が持たない。外出がそもそもきついし。適度に、体をいたわりながら、またクラブとかに行けるだろうか。だろうかねぇ……。でかい音でダンス・ミュージックは聴きたいの。おうちにクラブをつくりたい。でっかいソファがあって、たくさんお茶が飲める。

世間は妄想みたいなものを過大評価しすぎている。「メタ(フィクション)」も安直にほめそやしすぎる。

折坂悠太『心理』、すばらしいアルバムなんだけど心惹かれるのが実はインストの「nyunen」や「kohei」だったりする。なんというか、このアルバムが持つ言葉の外の雄弁さに触れているかのような気持ちになる。それで言うと「春」とか「鯨」のバランスがすごい好きなのよね。邦楽器でいうところのさわりみたいなノイズのニュアンスが。「鯨」は素晴らしい。ほんに。

カテゴリー: Japanese